書誌事項

家事法の理論・実務・判例

道垣内弘人, 松原正明編

勁草書房, 2020.11

  • 4

タイトル別名

家事法の理論実務判例

理論・実務・判例 : 家事法の

タイトル読み

カジホウ ノ リロン・ジツム・ハンレイ

注記

研究者、裁判官、弁護士が家事法の当面する問題を分析、実務と法理論との架橋を確かなものとし、将来の法制度を展望する。4は特集「財産分与」、座談会「子の引渡しをめぐって」、判例解説等を収録。

収録内容
  • 人事訴訟事件における財産分与の審理について / 松井芳明著
  • 分与対象財産と分与割合に関する考察 / 大森啓子著
  • 共有論理による清算的財産分与の限界と課題 / 久保野恵美子著
  • 座談会一子の引渡しをめぐって / 池田清貴, 佐野みゆき, 鈴木裕一ほか述 ; 道垣内弘人司会
  • 再転相続の熟慮期間の起算 / 松久和彦著
  • 子の引渡しを命ずる審判の間接強制と権利濫用 / 遠藤隆幸著
  • 不貞相手方に対する「離婚に伴う慰謝料」請求の要件 / 長野史寛著
  • 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律3条1項4号と憲法13条、14条1項 / 山下祐貴子著
  • 当期〈平成30年~令和元年〉の家事法裁判例 / 松原正明著
内容説明・目次

内容説明

研究者、裁判官、弁護士が家事法の当面する問題を分析、実務と法理論との架橋を確かなものとし、将来の法制度を展望する、年報第4号。

目次

  • 第1章 特集—財産分与(人事訴訟事件における財産分与の審理について(審理の硬直化、長期化を避け、迅速かつ適正な解決を図るための方策);分与対象財産と分与割合に関する考察—裁判例を通して;共有論理による清算的財産分与の限界と課題)
  • 第2章 座談会—子の引渡しをめぐって
  • 第3章 学界の動向
  • 第4章 判例解説(最判令和元・8・9民集73巻3号293頁 再転相続の熟慮期間の起算;最決平成31・4・26家法22号67頁 子の引渡しを命ずる審判の間接強制と権利濫用;最判平成31・2・19民集73巻2号187頁 不貞相手方に対する「離婚に伴う慰謝料」請求の要件;最決平成31・1・23集民261号1頁 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律3条1項4号と憲法13条、14条1項)
  • 第5章 当期(平成30年〜令和元年)の家事法裁判例

「BOOKデータベース」 より

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