地形で読み解く古代史の謎

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地形で読み解く古代史の謎

関裕二著

(PHP文庫, [せ3-27])

PHP研究所, 2020.12

タイトル読み

チケイ デ ヨミトク コダイシ ノ ナゾ

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注記

「地形で読み解く古代史」(ベストセラーズ 2016年刊)を改題し、加筆修正したもの

主な参考文献: p328-329

叢書番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

伊豆諸島の黒曜石がシベリアで、沖縄の貝が北海道で発見されるなど、古代日本では想像以上に東西南北の交易が盛んだった。琵琶湖、瀬戸内海、筑後川などが当時の高速道路のような存在だったのだ。本書は、こうした地形の特性から古代史を再検証する1冊。なぜ、纏向遺跡は奈良盆地に、巨大古墳は河内につくられたのか?これらの謎の答えは、地形に隠されている。

目次

  • 第1章 地形から読み解く“ふたつの日本”(旧石器時代まで遡る東西の違い;東から西へ向かう文化と人;『日本書紀』が歪めた古代の実像)
  • 第2章 ヤマト建国の謎を「地理」で推理する(ヤマト建国をめぐるいくつもの謎;大陸、九州、ヤマトの関係;「鉄」の過疎地ヤマトになぜ人が集まったのか)
  • 第3章 地形から邪馬台国を見つめ直す(邪馬台国はどこにあったのか;神功皇后に仮託されたヤマトと北九州の戦いの真相;邪馬台国の謎を解き明かす重要なヒント;瀬戸内海ルートと日本海ルートの対立)
  • 第4章 瀬戸内海と大阪から古代遷都を再考する(大阪は瀬戸内海流通の起点で終着地;河内に巨大古墳が築造された理由;大阪‐琵琶湖‐日本海の動線;聖武天皇の遷都を地形で読み解く)
  • 第5章 東日本とヤマト朝廷の関係を追う(山城国と「東」の因縁の関係;東西の交流は日本海がメインルート;平安京遷都を東西で読み解く)

「BOOKデータベース」 より

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