国家と自由の法理論 : 熟議の民主政の見地から

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国家と自由の法理論 : 熟議の民主政の見地から

毛利透著

岩波書店, 2020.11

タイトル読み

コッカ ト ジユウ ノ ホウ リロン : ジュクギ ノ ミンシュセイ ノ ケンチ カラ

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収録内容
  • ハーバーマスの法理論と憲法論
  • 主権と平和
  • 国家の時代の終わり?
  • ロールズとハーバーマスにおける宗教と政治
  • アレント理論における法
  • 「旧ヨーロッパ的」あるいは「実存主義的」ケルゼン
  • アレクシーとケルゼンはどう異なるのか
  • 自由「濫用」の許容性について
  • 政党と討議民主主義
  • 消極国家とはどんな国家か
  • 憲法の前提としての国家と憲法による国家統合
  • 表現の自由
  • 表現の自由と民主政
  • 表現の自由と選挙権の適切な関連づけのために
  • ヘイトスピーチの法的規制について
内容説明・目次

内容説明

著者の「国家と自由」をめぐる基礎理論的研究を集成。ハーバーマス、ケルゼン、シミュット、アレクシーといったドイツの思想家、国法学者たちの国家観を検討。熟議の民主政の視座に立って、国家と憲法の関係、表現の自由をめぐる諸問題を探究する。

目次

  • 1 ハーバーマスをめぐって(ハーバーマスの法理論と憲法論;主権と平和—インゲボルク・マウス、そしてハーバーマス;国家の時代の終わり?;ロールズとハーバーマスにおける宗教と政治;アレント理論における法)
  • 2 ケルゼンをめぐって(「旧ヨーロッパ的」あるいは「実存主義的」ケルゼン—ホルスト・ドライアーのケルゼン研究に依りつつ;アレクシーとケルゼンはどう異なるのか—法学における視点選択の意義について;自由「濫用」の許容性について;政党と討議民主主義)
  • 3 国家論二篇—中間総括として(消極国家とはどんな国家か—シュミットとハイエク;憲法の前提としての国家と憲法による国家統合)
  • 4 表現の自由・再論(表現の自由—最初は大きな話から;表現の自由と民主政—萎縮効果論に着目して;表現の自由と選挙権の適切な関連づけのために;ヘイトスピーチの法的規制について—アメリカ・ドイツの比較法的考察)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC04353871
  • ISBN
    • 9784000229746
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xix, 389, 5p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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