春の夜の夢のごとし
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春の夜の夢のごとし
(平家物語 : 美しき鐘の声 / 木村耕一著 ; 黒澤葵イラスト, 2)
1万年堂出版, 2019.8
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意訳で楽しむ古典シリーズ
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ハル ノ ヨ ノ ユメ ノ ゴトシ
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その他のタイトルはブックジャケットによる
主な参考文献:巻末
Description and Table of Contents
Description
平清盛は、政治家としても、武将としても、優秀な人物だったからこそ、短期間で平家を急成長させることができたのです。しかし、人間は煩悩のかたまりです。地位、名誉、権力を握った清盛が、欲や怒りにまかせて「悪行」を重ねる姿が『平家物語』に描かれています。父と反対に、長男の重盛は沈着冷静で、バランス感覚があります。清盛が常軌を逸することをやりかけると、父を諌める役割を演じてきました。「跡継ぎの重盛がいる限り、平家の未来も安泰だろう」と、周囲から思われていました。果たして、重盛は、平家を支えていけるのでしょうか。
Table of Contents
- 第二巻に入る前に 「忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず」
- 第1章 灯籠の大臣の願い
- 第2章 以仁王の乱
- 第3章 宇治橋の合戦
- 第4章 伊豆の頼朝、挙兵
- 第5章 富士川の戦い
- 第6章 入道死去、経の島の土に
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