三途の川のおらんだ書房 : 迷える亡者と極楽への本棚
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三途の川のおらんだ書房 : 迷える亡者と極楽への本棚
（文春文庫, の23-1）
文藝春秋, 2020.12
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サンズ ノ カワ ノ オランダ ショボウ : マヨエル モウジャ ト ゴクラク エノ ホンダナ
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Note
三途の川べりに佇む<おらんだ書房>では、艶やかな着物をまとった陽気な店主が「人生最後にして最上の一冊」を選んでくれるという。客は生前に大きな未練を残した死者ばかり。店主は成仏へと導く本を探すが…。
Contents of Works
- 本が大好きな三田村祐介様〈享年三十四〉の場合
- でんぐり返る本を探してる越野園絵様〈享年八十六〉の場合
- 空っぽのおなかをかかえた、空っぽな目の初芝泪衣様〈享年四〉の場合
- 呪いの本を求めてやってきた尾崎純香様〈享年三十五〉の場合
- 描けない人気漫画家司七彦様〈享年四十一〉の場合
- 世界で一番退屈で、つまらなくて、どうでもいい本をご所望の鈴木藍理様〈享年十六〉の場合
Description and Table of Contents
Description
三途の川べりに佇む“おらんだ書房”では、艶やかな着物をまとった陽気な店主が「人生最後にして最上の一冊」を選んでくれるという。客は子供から老人まで生前に大きな未練を残した死者ばかり。そのひとりひとりの人生の物語に優しく寄り添い、店主は成仏へと導く本を探すが—。本好きに贈るビブリオ・ファンタジー。
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