一九七二 (いちきゅうななに) : 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」

書誌事項

一九七二 (いちきゅうななに) : 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」

坪内祐三著

(文春学藝ライブラリー, 思想 ; 23)

文藝春秋, 2020.12

タイトル別名

一九七二 : はじまりのおわりとおわりのはじまり

1972 : 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」

タイトル読み

イチキュウナナニ : 「ハジマリ ノ オワリ」ト「オワリ ノ ハジマリ」

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注記

タイトルは奥付による

初出: 「諸君!」2000年2月号~2002年12月号

底本: 文春文庫版

内容説明・目次

内容説明

「一九七二年以前に生まれた人となら、歴史意識を共有出来る気がする」。札幌五輪、あさま山荘事件、ニクソン訪中など、数々の出来事で彩られたこの年は、六四年から始まった、高度経済成長期の文化変動が完了し、大衆化社会へと突入していく戦後史の分水嶺となる一年だった。縦横無尽に資料を渉猟し、一九七二年以降に生まれた者たちとの歴史意識の橋渡しを試みた、著者の代表的時代評論書。

目次

  • なぜ、この年なのか
  • ポルノ解禁前夜
  • 日活ロマンポルノ摘発される
  • ストリップショーと「四畳半襖の下張」
  • 連合赤軍事件と性意識
  • 赤軍派と革命左派の女性観の違い
  • それは「水筒問題」からはじまった
  • 永田洋子の期待と失望
  • 遠山美枝子のしていた指輪
  • 榛名ベースでの新党結成と意識の落差〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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