満洲難民 : 北朝鮮・三八度線に阻まれた命

Bibliographic Information

満洲難民 : 北朝鮮・三八度線に阻まれた命

井上卓弥 [著]

(幻冬舎文庫, い-65-1)

幻冬舎, 2020.12

Other Title

満洲難民 : 北朝鮮三八度線に阻まれた命

Title Transcription

マンシュウ ナンミン : キタチョウセン・サンジュウハチドセン ニ ハバマレタ イノチ

Available at  / 9 libraries

Note

「満州難民 : 三八度線に阻まれた命」(幻冬舎, 2015.5)の副題を変え文庫化したもの

参考文献: p307-309

Description and Table of Contents

Description

一九四五年八月、ソ連軍の侵攻から逃れるため、満洲から多くの日本人が北朝鮮に避難した。飢え、寒さ、伝染病。本土終戦の日から始まった地獄の難民生活で、人々は次々と命を落とす。国はなぜ彼らを棄てたのか。世界史の中でも稀に見る悲惨な難民だった彼らの存在は、なぜ黙殺されたのか?「戦後史の闇」に光を当てた本格ノンフィクション。

Table of Contents

  • 第1章 ソ連参戦—一九四五・八・九、新京
  • 第2章 一〇九四名の疎開隊—北朝鮮・郭山
  • 第3章 足りない食糧
  • 第4章 飢餓の冬
  • 第5章 死にゆく子どもたち
  • 第6章 旧満洲への帰還
  • 第7章 残された人々—一九四六・春、郭山
  • 第8章 三八度線を目指して—決死の脱出行
  • 第9章 国共内戦の荒波—一九四六、長春
  • 第10章 最後の脱出行—一九四六・九
  • 終章 日本人難民—戦後史の闇

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