ラフカディオ・ハーンと日本の近代 : 日本人の<心>をみつめて Lafcadio Hearn's Japan:in interreligious perspective

書誌事項

ラフカディオ・ハーンと日本の近代 : 日本人の<心>をみつめて

牧野陽子著 = Lafcadio Hearn's Japan:in interreligious perspective

新曜社, 2020.12

タイトル読み

ラフカディオ ハーン ト ニホン ノ キンダイ : ニホンジン ノ ココロ オ ミツメテ

大学図書館所蔵 件 / 7

この図書・雑誌をさがす

注記

近代化のなかで問われた日本人の宗教的感性とは? ハーン=小泉八雲が見つめつづけたものを、彼自身の作品と、ウィリアム・グリフィス、イザベラ・バード、柳田國男、林芙美子らの小説や紀行文を通して明らかにする。

収録内容

  • ラフカディオ・ハーンが見た寺と神社の風景
  • 神社の姿
  • グリフィスからハーンへ
  • 棚田の風景
  • 人形の墓
  • 遠野物語
  • 一大正知識人の朝鮮人像
  • 南京の基督
  • 「雪女」の"伝承"をめぐって
  • 夕暮れのアイヌ、伊勢の夕闇
  • 赤裸々の人間讃歌
  • 熱帯の幻影

内容説明・目次

内容説明

ハーン=小泉八雲が見つめつづけたものを、ウィリアム・グリフィス、イザベラ・バード、キャサリン・サンソム、さらには柳田國男、柳宗悦、芥川龍之介、林芙美子など幾多の視線が交錯するなかに浮かび上がらせる。

目次

  • 1 ハーンとグリフィス—日本の“心”を求めて(ラフカディオ・ハーンが見た寺と神社の風景;神社の姿—“A Living God”とケルトの風;グリフィスからハーンへ—“In the Heart of Japan”;棚田の風景—「蛍姫の求道者」と「雷の子」)
  • 2 それぞれのハーン—日本近代の思考の形(「人形の墓」—ハーンと日本の近代;『遠野物語』—柳田國男とハーン;一大正知識人の朝鮮人像—柳宗悦の民藝運動とハーン;「南京の基督」—芥川龍之介とハーン;「雪女」の“伝承”をめぐって—口碑と文学作品)
  • 3 “異国”を見つめる(夕暮れのアイヌ、伊勢の夕闇—イザベラ・バードの『日本奥地紀行』;赤裸々の人間讃歌—キャサリン・サンソムの東京時代;熱帯の幻影—林芙美子『浮雲』)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ