虚構の新冷戦 : 日米軍事一体化と敵基地攻撃論
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虚構の新冷戦 : 日米軍事一体化と敵基地攻撃論
芙蓉書房出版, 2020.12
- タイトル読み
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キョコウ ノ シンレイセン : ニチベイ グンジ イッタイカ ト テキキチ コウゲキロン
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注記
「敵基地攻撃論」の破滅的な危険性と、米中軍事対決を煽る米国の「新冷戦」プロパガンダの虚構性を15人の論客が暴く。米軍の対中・アジア戦略、それに呼応する日本・自衛隊の対応、中国の軍事・外交戦略などに論及。
収録内容
- 絶滅戦争を回避する対抗構想を / 前田哲男著
- 米軍指揮による日米一体の海外出動態勢 / 末浪靖司著
- 国民の命を脅かす「ミサイル防衛」 / 菅沼幹夫著
- 新冷戦と日本の安全保障 / 新垣毅著
- 宇宙の軍備拡張とポストミサイル戦争 / 前田佐和子著
- 米軍新戦略がもたらす激震 / 須川清司著
- 「新冷戦論」の落とし穴にはまるな / 岡田充著
- 米国の中国敵視・包囲戦略に、中国の対応と戦略 / 朱建栄著
- ミサイル戦争の要塞化が進む南西諸島 / 小西誠著
- 沖縄周辺での日米軍事一体化について / 大久保康裕著
- 米中の軍事衝突はあるか / 岡田充著
- 新冷戦と朝鮮有事 / 五味洋治著
- 横田空域と日米合同委員会の密約 / 吉田敏浩著
- 横田基地の米軍訓練の激化 / 高橋美枝子著
- 〈敵のいない日本〉を創る / 鳩山友紀夫著
内容説明・目次
内容説明
「敵基地攻撃論」の破滅的な危険性と、米中軍事対決を煽る米国の「新冷戦」プロパガンダの虚構性を論客15人が暴く。
目次
- 第1章 “新冷戦”と敵基地攻撃論で高まる「熱戦」の危機(絶滅戦争を回避する対抗構想を—「敵基地攻撃=“抑止の罠”」に陥る恐れ;米軍指揮による日米一体の海外出動態勢—自衛隊はどこで、だれのために戦うのか?;国民の命を脅かす「ミサイル防衛」—「敵基地攻撃」論の危険性;新冷戦と日本の安全保障—INF廃棄条約破棄と中距離ミサイル配備を巡って;宇宙の軍備拡張とポストミサイル戦争—南西諸島防衛を口実にした超音速兵器の開発)
- 第2章 米国発「新冷戦」の“わな”を暴く(米軍新戦略がもたらす激震—日本列島は米中ミサイル戦争の最前線となるのか?;「新冷戦論」の落とし穴にはまるな—「民主か独裁か」の二分思考の危険;米国の中国敵視・法衣戦略に、中国の対応と戦略—香港・台湾・日中の背後にある巨大な影)
- 第3章 熱戦の発火点「朝鮮」「台湾」「南西諸島ミサイル要塞化・辺野古・嘉手納」(ミサイル戦争の要塞化が進む南西諸島—遂に動き始めた米軍ミサイル部隊の南西諸島配備;沖縄周辺での日米軍事一体化について—米軍に吸収される目下の同盟軍;米中の軍事衝突はあるか—台湾海峡有事の可能性;新冷戦と朝鮮有事—戦争回避につながる終戦宣言)
- 第4章 奪われた日本の主権—首都東京「横田」の戦争準備訓練(横田空域と日米合同委員会の密約—米軍優位の不平等な日米地位協定の構造;横田基地の米軍訓練の激化—現地リポート「基地いらないの声あげよう!」)
- 第5章 戦争回避のためにできること(“敵のいない日本”を創る—沖縄を「不戦・東アジア共同体」の要に)
「BOOKデータベース」 より