戦争と俳句 : 『富澤赤黄男戦中俳句日記』・「支那事変六千句」を読み解く

書誌事項

戦争と俳句 : 『富澤赤黄男戦中俳句日記』・「支那事変六千句」を読み解く

川名大著

創風社出版, 2020.11

タイトル別名

戦争と俳句 : 富澤赤黄男戦中俳句日記支那事変6000句を読み解く

タイトル読み

センソウ ト ハイク : トミサワ カキオ センチュウ ハイク ニッキ シナ ジヘン ロクセンク オ ヨミトク

大学図書館所蔵 件 / 9

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p203

内容説明・目次

内容説明

富澤赤黄男俳句研究史の最先端を切り開く新資料『戦中俳句日記』の翻刻と読み解き。時局に同調した「支那事変六千句」の皇軍へのバイアスと情報操作の剔出。戦争と俳句にかかわるテクストを犀利に読み解いた画期的な一冊。

目次

  • 1 『富澤赤黄男戦中俳句日記』を読み解く(赤黄男はいつ、どこを転戦したのか;俳句弾圧を回避するため『天の狼』に収録しなかった句と、表記を改変した句;赤黄男の西東三鬼像;赤黄男はどんな本を読んでいたのか;赤黄男の交友関係—誰に関心を寄せたか ほか)
  • 2 『富澤赤黄男戦中俳句日記』翻刻
  • 3 「支那事変六千句」八十年目の真実—皇軍へのバイアスと情報操作(「三千句」「新三千句」の背景;「前線俳句」と「銃後俳句」のサンプリング結果と分析;中国戦線の拡大と「前線俳句」「銃後俳句」との連動;出征俳人の転戦エリア;中国攻略作戦と「銃後俳句」の素材の連動 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ