源氏将軍断絶 : なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか

書誌事項

源氏将軍断絶 : なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか

坂井孝一著

(PHP新書, 1243)

PHP研究所, 2021.1

タイトル読み

ゲンジ ショウグン ダンゼツ : ナゼ ヨリトモ ノ チ ワ 3ダイ デ トダエタカ

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注記

二代将軍頼家の遺児や源氏の血族は、なぜ将軍になれなかったのか。源頼朝による鎌倉幕府の樹立から三代将軍実朝の殺害に至るまで、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史を紐解きながら、「源氏将軍断絶」の歴史的な意味を問い直す。

関係略年表: p306-311

主要参考文献: p312-318

内容説明・目次

内容説明

日本史上初の本格的な武家政権である鎌倉幕府では、創設者頼朝の源氏の血統は三代で途絶え、継承されなかった。跡継ぎのいなかった三代将軍実朝の暗殺がこの「断絶」を招いたとされるが、その当時、二代将軍頼家の遺児、あるいは他の源氏の血を引く人々も存在した。にもかかわらず、なぜ彼らは将軍になれなかったのか。そもそも実朝の暗殺が源氏将軍の断絶を招いたのは、自明の理なのか。本書では頼朝による鎌倉幕府の樹立から三代将軍実朝の殺害に至るまで、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史を紐解きながら、「源氏将軍断絶」の歴史的な意味を問い直す。

目次

  • 第1章 源氏将軍の誕生
  • 第2章 源氏将軍の継承
  • 第3章 源氏将軍の確立
  • 第4章 源氏将軍の試練と成長
  • 第5章 源氏将軍断絶
  • 終章 源氏将軍のその後

「BOOKデータベース」 より

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