衆議院事務局 : 国会の深奥部に隠された最強機関

書誌事項

衆議院事務局 : 国会の深奥部に隠された最強機関

平野貞夫著

白秋社 , 星雲社 (発売), 2020.12

タイトル読み

シュウギイン ジムキョク : コッカイ ノ シンオウブ ニ カクサレタ サイキョウ キカン

内容説明・目次

内容説明

日本の最高裁判所は違憲判断から逃げている。「高度の政治性を持つものは裁判所の違憲立法審査権にはなじまず、ゆえに国会と内閣の判断に委ねるべきだ」としている。そこで憲法と議会制民主主義を守るため、ある組織が国会のなかで大きな役割を果たすようになった。それが「衆議院事務局」だ。著者は岸信介内閣から宮沢喜一内閣まで衆議院事務局職員として「憲法の番人」を務め、その後、参議院議員をも務めた「国会の生き字引」だ。いま「自民一強」体制が続く国会で多くの問題が露呈しているが、著者が活躍した時代の衆議院事務局を取り戻せば、日本は必ず復活する!!—内容紹介

目次

  • 序章 安倍首相の「クーデター」
  • 第1章 「政治の黒衣」衆議院事務局
  • 第2章 佐藤栄作内閣「健保国会」
  • 第3章 田中角栄内閣「靖国神社法案」
  • 第4章 三木武夫内閣「ロッキード事件」
  • 第5章 中曽根康弘内閣「死んだふり解散」
  • 第6章 竹下登内閣「リクルート事件」
  • 第7章 海部俊樹内閣「湾岸戦争」
  • 第8章 宮沢喜一内閣「PKO協力法案」
  • 終章 吉田茂に「いごっそう」と呼ばれて

「BOOKデータベース」 より

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