三島の子どもたち : 三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇

著者

    • 日比野, 啓 ヒビノ, ケイ

書誌事項

三島の子どもたち : 三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇

日比野啓著

白水社, 2020.12

タイトル読み

ミシマ ノ コドモタチ : ミシマ ユキオ ノ カクメイ ト ニホン ノ センゴ エンゲキ

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注記

三島由紀夫の「遺伝子」は、演劇においてどのように継承されたのか? 岸田國士や福田恆存をはじめ、アングラからメタシアター、アンドロイド演劇まで、50年間の劇作家たちによる「様々な趣向」を検証する。

収録内容

  • 三島の子どもたち
  • 岸田國士の「生々しさ」
  • 福田恆存の「アメリカ」
  • 三島由紀夫の「アンチ・テアトル」
  • 井上ひさしの「趣向」
  • 別役実の「歴史感覚」
  • つかこうへいと「日本的なメタシアター」
  • 野田秀樹と「神秘主義と悲劇」
  • 北村想と「八〇年代小劇場演劇」
  • 平田オリザと「贋物の美学」

内容説明・目次

内容説明

三島由紀夫の「遺伝子」は、演劇においてどのように継承されたのか?文学としての戯曲を書いたフォルマリストたちの系譜。岸田國士や福田恆存をはじめ、アングラからメタシアター、アンドロイド演劇まで、50年間の劇作家たちによる「様々なる趣向」を検証。

目次

  • 序章 三島の子どもたち—三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇
  • 第1章 岸田國士の「生々しさ」—その二つの審級
  • 第2章 福田恆存の「アメリカ」—『解つてたまるか!』を本当の意味で解る為に
  • 第3章 三島由紀夫の「アンチ・テアトル」—あるいは孤忠を待ちながら
  • 第4章 井上ひさしの「趣向」—形式から漏れ出る私性
  • 第5章 別役実の「歴史感覚」—ベケットから遠く離れて
  • 第6章 つかこうへいと「日本的なメタシアター」—離れ業としての劇中劇
  • 第7章 野田秀樹と「神秘主義と悲劇」—あるいは「片づける」方法について
  • 第8章 北村想と「八〇年代小劇場演劇」—その歴史的必然と三つの特質
  • 第9章 平田オリザと「贋物の美学」—真正性と贋物性のあわいで

「BOOKデータベース」 より

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