洞窟の経験 : ラスコー壁画とイメージの起源をめぐって
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書誌事項
洞窟の経験 : ラスコー壁画とイメージの起源をめぐって
(水声文庫)
水声社, 2020.12
- タイトル読み
-
ドウクツ ノ ケイケン : ラスコー ヘキガ ト イメージ ノ キゲン オ メグッテ
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注記
その他の執筆者: 吉田裕, 郷原佳以, 鈴木雅雄, 西山達也, 福島勲
内容説明・目次
内容説明
1940年9月、フランス南西部モンティニャック近郊、飼い犬の後を追った四人の少年たちは、嵐になぎ倒された大木の根元に、ぽっかりと口を開けた真っ黒な空間を発見するランプの明かりを壁面にかざすと、先史時代に描かれた色鮮やかな動物たちが暗闇にゆらめいていた—。シャール、バタイユ、ブランショ、ブルトン、ナンシーら、「ラスコー洞窟」に魅惑された20世紀フランスの作家・哲学者たちの思考をプリズムに、人間とイメージの起源を問い直す待望の論文集。
目次
- 前方にある「見えざるもの」—ルネ・シャールとラスコーの壁画
- イマージュの経験—バタイユはラスコーに何を見たか?
- ラスコーと「永遠の誕生」—シャールとバタイユを読むブランショ
- 鳥の人が立ち上がるとき—ラスコー、マンガ、シュルレアリスム
- HOMO SAPIENS MONSTRARE—ジャン=リュック・ナンシー「洞窟のなかの絵画」を読む
- ポンピドゥー・センターからラスコー洞窟へ—美しい動物たちと消尽する芸術
「BOOKデータベース」 より