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サド侯爵夫人とその夫

式場隆三郎著

書肆心水, 2020.12

タイトル別名

サド侯爵夫人

タイトル読み

サド コウシャク フジン ト ソノ オット

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注記

不倫の罪の刑罰として長い牢獄生活をし、至純の夫人を虐げつづけたサド侯爵。その暴戻無比な良人を恨まず、ひたむきに愛しつづけた夫人は、深い愛情で獄中の良人をまもり、血の滲むような手紙を寄せた-。サド侯爵夫妻の評伝。

「サド侯爵夫人」(1956年, 鱒書房刊) の改題改版

年譜: p223-229

内容説明・目次

内容説明

横暴無類の変質者によくかしずいた、天使のような純情の女性。夫婦関係に注目したサド入門。物語風の簡潔な夫妻の評伝。日本におけるサド論の嚆矢。

目次

  • サド侯爵夫人(悲劇の発端;必死の闘い;マドモワゼル・ルーセ;試練に立つ聖女;自己犠牲を貫いて)
  • 愛の異端者サド(孤独な異端者;逃亡する女;悪の陶酔;時代粧;血と肉と;怖るべき芸術;英雄と天才;愛の異教徒)

「BOOKデータベース」 より

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