金融政策とバブル : 大正期における政党政治の「始まり」と「終わりの始まり」

書誌事項

金融政策とバブル : 大正期における政党政治の「始まり」と「終わりの始まり」

望月和彦著

芦書房, 2020.12

タイトル別名

金融政策とバブル : 大正期における政党政治の始まりと終わりの始まり

タイトル読み

キンユウ セイサク ト バブル : タイショウキ ニ オケル セイトウ セイジ ノ ハジマリ ト オワリ ノ ハジマリ

注記

引用・参考文献: p376-385

収録内容
  • 大正期におけるバブルの生成と崩壊
  • 原政友会内閣成立前後
  • 第一次世界大戦終結後の不況
  • 銀行手形とスタンプ手形
  • 大正バブル膨張期の金融政策
  • 経済政策の転換
  • バブルの絶頂
  • バブル崩壊
  • 政党政治と経済失政
内容説明・目次

内容説明

大正7年秋から9年春(1918〜1920)にかけて日本経済が経験したバブルの実態を解明するとともに、これに対する政府および日本銀行の金融政策を当時のマスコミの論評を交えながら評価する。

目次

  • 大正期におけるバブルの生成と崩壊
  • 第1部 バブル前史—第一次世界大戦に翻弄される日本経済(原政友会内閣成立前後—政党は政党のために存在するに非ず、国家のために存在する;第一次世界大戦終結後の不況—風声鶴唳に驚く人々)
  • 第2部 バブルの発生と膨張—迷走する金融政策(銀行手形とスタンプ手形—デフレ対策かインフレ対策か;大正バブル膨張期の金融政策—利上げを巡る政府内部の対立;経済政策の転換—それでもバブルをコントロールできない政府・日銀)
  • 第3部 バブルの絶頂と崩壊—根拠なき熱狂の結末(バブルの絶頂—ソンナ先のことは苦にするな、相場はホンの目先きだ;バブル崩壊—その時日銀は何をしたのか;政党政治と経済失政)

「BOOKデータベース」 より

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