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天皇近臣と近世の朝廷

林大樹著

吉川弘文館, 2021.1

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天皇「近臣」と近世の朝廷

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テンノウ キンシン ト キンセイ ノ チョウテイ

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Note

本書は、2019年9月に提出した学習院大学審査学位論文『天皇「近臣」と近世の朝廷』の一部に加筆・修正を施したもの --あとがき

Contents of Works

  • 近世天皇・朝廷研究の成果と本書の目的
  • 近世の蔵人頭について
  • 近世朝廷の御児について
  • 近世の近習小番について
  • 宝暦事件の基礎的考察
  • 宝暦事件の再検討
  • 宝暦事件後の朝廷
  • 近世後期の天皇避諱欠画令
  • 本書の成果と課題・展望

Description and Table of Contents

Description

近年、進展が著しい近世の天皇・公家・朝廷研究。分析が進んでいなかった天皇の「近臣」である蔵人頭・御児・近習などに注目し、膨大な公家日記や関係資料を駆使して朝廷運営の実態を追究する。また、宝暦事件や天皇避諱欠画令を再検討。天皇の意思と機構を通した朝廷の最終決定との関係を解き明かし、近代・現代にいたる天皇の存在意義を展望する。

Table of Contents

  • 第1部 朝廷内の役職(近世の蔵人頭について;近世朝廷の御児について;近世の近習小番について)
  • 第2部 朝廷運営の実態(宝暦事件の基礎的考察;宝暦事件の再検討;宝暦事件後の朝廷;近世後期の天皇避諱欠画令)

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