後藤新平の台湾 : 人類もまた生物の一つなり

書誌事項

後藤新平の台湾 : 人類もまた生物の一つなり

渡辺利夫著

(中公選書, 113)

中央公論新社, 2021.1

タイトル別名

後藤新平の台湾 : 人類もまた生物の1つなり

タイトル読み

ゴトウ シンペイ ノ タイワン : ジンルイ モ マタ セイブツ ノ ヒトツ ナリ

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内容説明・目次

内容説明

初代満鉄総裁、二度の内務大臣、外務大臣、東京市長…。首相にこそ手が届かなかったが、後藤新平は誰もがその名を知る大政治家の一人だ。しかし、後藤の素質と思想が最大限に活かされ、力量が発揮されたのは四十代の台湾総督府民政長官時代であった。「アヘンの島」と呼ばれ、ゲリラの絶えなかった彼の地が植民地経営の成功例の一つと言われるまでになったのはなぜか。政治指導者のリーダーシップのあるべき姿を開発経済学の泰斗が描く。

目次

  • 第1章 アヘン漸禁政策—人間は何かに依存せずに生きてはいけない
  • 第2章 後藤新平の経綸—旧慣こそ台湾の民法である
  • 第3章 児玉・後藤政治始まる—「我輩ノ統治ノ方針ハ無方針」
  • 第4章 国家衛生原理という思想
  • 第5章 義の化身—ウィリアム・バルトン
  • 第6章 開発資金をいかに捻出するか
  • 第7章 縦貫鉄道の物語
  • 第8章 傷心—頓挫する厦門出兵
  • 終章 残照

「BOOKデータベース」 より

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