ベネズエラ : 溶解する民主主義、破綻する経済

書誌事項

ベネズエラ : 溶解する民主主義、破綻する経済

坂口安紀著

(中公選書, 115)

中央公論新社, 2021.1

タイトル別名

ベネズエラ : 溶解する民主主義破綻する経済

タイトル読み

ベネズエラ : ヨウカイ スル ミンシュ シュギ ハタン スル ケイザイ

注記

参考文献: p269-281

ベネズエラ略年表1989年-2020年: p282-283

内容説明・目次

内容説明

世界最大の石油埋蔵量を誇る産油国ベネズエラ。だが、戦争や自然災害とは無関係に経済が縮小を続けている。その間、治安は悪化、食料供給や医療制度も崩壊の危機にある。四〇〇万人以上が陸路国外に脱出し、シリアに次ぐ難民発生国となった。かつて二大政党制を長期間維持し「民主主義の模範」とされた同国に何が起こったのか—。本書は、チャベス大統領就任以降、権威主義体制に変容し、経済が破綻に向かう二〇年間の軌跡を描く。

目次

  • プロローグ
  • 第1章 チャベスと「ボリバル革命」
  • 第2章 チャベスなきチャビスモ、マドゥロ政権
  • 第3章 革命の主人公たち
  • 第4章 ボリバル革命と民主主義
  • 第5章 国家経済の衰亡
  • 第6章 石油大国の凋落
  • 第7章 社会開発の幻想
  • 第8章 国際社会のなかのチャビスモ
  • エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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