戦争と指揮
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戦争と指揮
(祥伝社新書, 620)
祥伝社, 2021.1
- タイトル読み
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センソウ ト シキ
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注記
主要参考文献: p250-252
内容説明・目次
内容説明
数々の無謀な作戦で多くの人命が失われた太平洋戦争。日本は戦後に経済復興を遂げるも、今日に至るまで軍事に目を背け続けてきた。そのためか、東日本大震災やコロナ禍などの緊急事態の際には、トップの指揮の拙さが露呈する。一方、アメリカでは軍隊と民間組織が相互に影響を与えながら、マネジメント理論を発展させてきた。本書は、陸上自衛隊で戦車連隊を指揮し、退官後は民間企業で幹部社員の研修を行なってきた著者によるリーダーシップ論である。ナポレオンやロンメルから、最新の米軍マネジメント理論まで、実例を通して「最善の指揮」を読み解く。
目次
- 第1章 指揮の本質(指揮の本質—指揮官による全人格的な行為;指揮官と幕僚—幕僚は指揮官の頭脳を補佐し、また手足として行動する ほか)
- 第2章 指揮の実行(状況判断‐決断)(指揮官の責務—指揮官は責任、権限、説明・報告の義務を等しく負う;指揮官の決断—状況判断プロセスは問題解決法 ほか)
- 第3章 指揮官の位置(作戦・戦闘時の指揮—4タイプのコマンド・ポスト(指揮所);非常事態発生時の指揮—リーダーはどこで指揮すべきか? ほか)
- 第4章 エリートの義務(リーダーの資質—リーダーには欠いてはいけない資質がある;エリートの育成—ナポレオンが重視したエリート教育 ほか)
- 第5章 指揮と通信の変遷(通信システムとは?—ニューロン&シナプスを構成;視覚通信の時代—ナポレオンはテレグラフ信号通信を活用した ほか)
「BOOKデータベース」 より