和漢朗詠集とその享受
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和漢朗詠集とその享受
勉誠出版, 2020.12
増訂版
- タイトル読み
-
ワカン ロウエイシュウ ト ソノ キョウジュ
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収録内容
- 『和漢朗詠集』研究史の沿革と本書
- 『和漢朗詠集』全般の構成
- 『和漢朗詠集』上巻四季部の構成
- 『和漢朗詠集』下巻雑部の構成
- 『和漢朗詠集』八月十五夜・月部の構成
- 『和漢朗詠集』の部立「白」に関する考察
- 『和漢朗詠集』帝王・親王・丞相部の所収和歌をめぐって
- 『和漢朗詠集』の享受と諸写本の本文形態の相違
- 『和漢朗詠集』古写本における佳句本文の改変をめぐって
- 『和漢朗詠集』古写本における和歌本文の異同と部立の配列
- 『和漢朗詠集』博士家写本の解読
- 院政期における和漢朗詠集注釈の展開
- 『和漢朗詠集私注』の方法
- 『和漢朗詠集私注』の変貌
- 鎌倉前期における和漢朗詠集注釈の展開
- 朗詠注における説話
- 『千載佳句』の部門の構成に関する考察
- 『和漢朗詠集』所引唐人賦句雑考
内容説明・目次
目次
- 第1篇 『和漢朗詠集』の構成(『和漢朗詠集』全般の構成—『古今集』をはじめとする勅撰和歌集との関連において;『和漢朗詠集』上巻四季部の構成—先行詞華集との関連において;『和漢朗詠集』下巻雑部の構成—先行詞華集との関連において;『和漢朗詠集』八月十五夜・月部の構成—都の月・他郷の月;『和漢朗詠集』の部立「白」に関する考察—『朗詠集』の構成と周辺の資料から;『和漢朗詠集』帝王・親王・丞相部の所収和歌をめぐって—『古今集』序、同序古注(公任注)とのかかわりを視野において)
- 第2篇 『和漢朗詠集』の本文(『和漢朗詠集』の享受と諸写本の本文形態の相違;『和漢朗詠集』古写本における佳句本文の改変をめぐって;『和漢朗詠集』古写本における和歌本文の異同と部立の配列—春部末の「藤」「躑躅」「款冬」の部立を中心に;『和漢朗詠集』博士家写本の解読—学的情報としての注記の「読み取り」)
- 第3篇 『和漢朗詠集』の享受と古注釈(院政期における和漢朗詠集注釈の展開—『朗詠江注』から『和漢朗詠集私注』へ;『和漢朗詠集私注』の方法;『和漢朗詠集私注』の変貌—平安末期から室町期にかけての『和漢朗詠集』;写本の動向と関連して;鎌倉前期における和漢朗詠集注釈の展開—『和漢朗詠集私注』から『和漢朗詠集永済注』『和漢朗詠註抄』へ;朗詠注における説話)
- 附篇(『千載佳句』の部門の構成に関する考察—冒頭の四時部を対象として;『和漢朗詠集』所引唐人賦句雑考—出処と享受の問題を中心に)
「BOOKデータベース」 より