井上靖とシルクロード : 西域物の誕生と展開

著者

    • 劉, 東波 リュウ, トウハ

書誌事項

井上靖とシルクロード : 西域物の誕生と展開

劉東波著

七月社, 2020.12

タイトル読み

イノウエ ヤスシ ト シルク ロード : セイイキモノ ノ タンジョウ ト テンカイ

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注記

博士論文 (2019年) を元に、大幅な加筆修正を行った上でまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

シルクロードブームを牽引し、人々に西域の夢とロマンを届けた井上靖。足を踏み入れたことのなかった西域を、作家はどのように描いたのか。典拠資料と作品の詳細な比較から、史実と想像力がせめぎあう歴史小説創作の秘密に迫る。宮澤賢治と松岡譲の西域物もあわせて論じる。

目次

  • 総論
  • 1 井上靖の西域物の誕生(西域物の源泉—「漆胡樽」;対の器物から生まれた作品—「玉碗記」;西域で活躍した人物—「異域の人」の班超)
  • 2 井上靖の西域物の発展と変遷(「楼蘭」と『敦煌』;西域の水・河(川)を描く作品—「洪水」;史実に即した作品—後期の西域物)
  • 3 日本近代文学における西域物(宮澤賢治の西域物;松岡譲の西域物)
  • まとめと今後の課題
  • 4 付録

「BOOKデータベース」 より

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