書誌事項

南宋・大理・金

板倉聖哲責任編集

(アジア仏教美術論集, 東アジア ; 4)

中央公論美術出版, 2020.12

タイトル別名

南宋大理金

タイトル読み

ナンソウ・ダイリ・キン

並立書誌 全1

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注記

監修: 宮治昭, 肥田路美, 板倉聖哲

参考文献一覧: 各論末

内容説明・目次

内容説明

わが国にある中国美術の中でも憧憬であり続けた南宋時代、近年に入り急速に研究が進む大理・金。本書収録19篇の論考を通じて、仏教文物を生み出す時代の総体的な枠組みが新たな視点で描き出される。

目次

  • 総論 南宋・大理・金における仏教美術
  • 1 南宋王朝の仏教美術—場の視点から(都杭州の仏教;寧波—交流の中心;四川—仏教美術の伝統)
  • 2 作品の主題と用途—復元的な視点から(エビは柄杓から飛び出せない—南宋末期から元代初期の禅の賞賛文(賛)における引喩とモジュール言語;牧谿筆“観音猿鶴図”論;祖師像と宋代仏教儀礼—礼賛文儀礼を視座として;南宋時代における袈裟へのまなざし;無準師範と弟子たちの文物ネットワーク—墨蹟・頂相・拓本の流通)
  • 3 南宋を取り巻く国々—相対的な視点から(釈迦生身を奉ぜる女真の王朝—仏教国としての金;遼塔・金塔における第一層塔身の浮彫荘厳について;繁巌山寺の壁画について;雲南省・大理の密教美術;雲南・大理の梵語『仏頂尊勝陀羅尼』碑文;「画梵像」における釈迦仏会、羅漢および祖師像の研究)

「BOOKデータベース」 より

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