福島が沈黙した日 : 原発事故と甲状腺被ばく

書誌事項

福島が沈黙した日 : 原発事故と甲状腺被ばく

榊原崇仁著

(集英社新書, 1051B)

集英社, 2021.1

タイトル読み

フクシマ ガ チンモク シタ ヒ : ゲンパツ ジコ ト コウジョウセン ヒバク

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注記

主な参考文献: p282-283

内容説明・目次

内容説明

二〇二一年三月で発生から一〇年となる福島原発事故。時間の経過とともに事実究明や責任追及が希薄になるなか、今現在も放射線の影響で生じうる健康被害を懸念する人々が多数いることを忘れてはならない。本書は、新聞記者の著者が被害の核心とされる甲状腺被ばくに切り込み、国や県が実態把握を怠った狡猾な工作を告発する書である。彼らが認めていない放射線被害がいかに隠蔽・歪曲されたか—。綿密な情報開示請求で得た膨大な量の文書とその解析、関係者への周到な聞き取り取材により、衝撃の真相に迫る。

目次

  • 第1章 一〇〇ミリシーベルトの少女(埋もれてきた計算;特別な数字 ほか)
  • 第2章 一〇八〇人の甲状腺被ばく測定(SPEEDIと四つの疑問;情報開示請求で解明する ほか)
  • 第3章 早々と終えた理屈(交錯した思惑;「時間なく」と「絞り込み」 ほか)
  • 第4章 二〇一一年三月一七日(本来の対応;避難者の甲状腺も測るはずだった ほか)

「BOOKデータベース」 より

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