ハーグ条約の理論と実務 : 国境を越えた子の奪い合い紛争の解決のために

書誌事項

ハーグ条約の理論と実務 : 国境を越えた子の奪い合い紛争の解決のために

大谷美紀子, 西谷祐子編著

法律文化社, 2021.1

タイトル別名

Theory and practice of the Hague child abduction convention : for the resolution of cross-border custody disputes

タイトル読み

ハーグ ジョウヤク ノ リロン ト ジツム : コッキョウ オ コエタ コ ノ ウバイアイ フンソウ ノ カイケツ ノ タメ ニ

注記

2014年の発効以降、日本はハーグ条約をどのように運用してきたのか、今後どのように運用していくべきか。理論と実務両面からハーグ条約を包括的に解説する。アメリカなど5ケ国の運用実態および関連国内法にも触れる。

参考文献一覧: p314-317

収録内容
  • 総論 / 西谷祐子著
  • ハーグ条約と裁判手続に関する国内実施法 / 金子修著
  • 中央当局の役割 / 外務省領事局ハーグ条約室著
  • ハーグ条約の実務と国際私法 / 長田真里著
  • ハーグ条約の実務と国際人権法 / 大谷美紀子著
  • ハーグ条約の実務 : 代理人の視点から / 芝池俊輝著
  • アメリカ合衆国におけるハーグ条約の実務と監護権・面会交流 / 山口亮子著
  • イギリス・オーストラリアにおけるハーグ条約の実務と監護権・面会交流 / 古賀絢子著
  • ドイツ・フランスにおけるハーグ条約の実務と監護権・面会交流 / 西谷祐子著
  • 日本における監護権・面会交流・DVとハーグ条約 / 橘高真佐美著
  • 翻訳、テレビ会議による期日への参加など手続法上の論点 / 池田綾子著
  • 私的調停(ADR)など裁判外の解決手続 / 黒田愛著
内容説明・目次

内容説明

2014年の発効以降、日本は条約をどのように運用してきたのか、今後どのように運用していくべきか?—理論と実務両面からハーグ条約を包括的に概説。ハーグ条約の前提となる国際私法や国際人権法の考え方に即して理論的な枠組みを整理する。日本の実施法(2019年改正)を中心に、国内法・判例等の最新動向を網羅し、実務上の課題を示す。日本との間でハーグ条約事案が生ずることが比較的多い5ヶ国を取り上げ、運用実態および関連国内法を詳細に解説する。

目次

  • 総論
  • 第1部 ハーグ条約の国内実施と国際私法・国際人権法の考え方(ハーグ条約と裁判手続に関する国内実施法;中央当局の役割;ハーグ条約の実務と国際私法;ハーグ条約の実務と国際人権法;ハーグ条約の実務—代理人の視点から)
  • 第2部 諸外国におけるハーグ条約の実施と親権・監護権・面会交流(アメリカ合衆国におけるハーグ条約の実務と監護権・面会交流;イギリス・オーストラリアにおけるハーグ条約の実務と監護権・面会交流;ドイツ・フランスにおけるハーグ条約の実務と監護権・面会交流)
  • 第3部 ハーグ条約の実施における日本の実務的課題(日本における監護権・面会交流・DVとハーグ条約;翻訳、テレビ会議による期日への参加など手続法上の論点;私的調停(ADR)など裁判外の解決手続)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ