人権判例報 Human rights jurisprudence journal
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書誌事項
人権判例報 = Human rights jurisprudence journal
信山社, 2020.12
- 創刊第1号(2020.12)
- タイトル読み
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ジンケン ハンレイホウ
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内容説明・目次
内容説明
人権をめぐる法の賢慮(juris prudentia)を鍛える—グローバルなネットワークの構築と発展へ。具体的な判例を通して人権の役割を探究。
目次
- 特別寄稿 新型コロナウイルス感染症とヨーロッパ人権条約(1)
- ヨーロッパ人権裁判所判例解説(自由選挙の保障と開票手続‐票の再集計手続の不正に対する実効的審査の欠如—ダヴィードフ判決;裁判を受ける権利と締約国の再審義務‐公正な裁判を受ける権利の侵害を理由とする締約国の再審義務の有無—モレイラ・フェレイラ(第2)判決;ジェンダー・ステレオタイプと差別の禁止‐性別・年齢等を理由とする損害賠償減額に対する差別の認定—カルバーリョ・ピント・デ・ソウザ・モライス判決;プライバシーの権利と使用者によるモニタリング‐職場におけるインターネットの私的使用を理由とする解雇—バルブレスク判決;権利制約事由の濫用禁止原則‐政敵を排除する目的での拘禁と権利制約事由の濫用—メラビシュヴィリ判決;公正な裁判を受ける権利と第三国での拷問‐拷問についての救済のための民事普遍管轄権・緊急管轄—ナイト・リマン判決;人権裁判所における再審制度‐拷問概念の発展と過去の判決に対する再審請求—アイルランド対イギリス1978年判決再審請求事件;「忘れられる権利」と表現の自由‐メディアによるインターネット上での犯罪歴の公表は私生活の尊重を受ける権利を侵害しない—ラジオ局アーカイブ事件;国家間申立事件における損害賠償‐重大な人権侵害事件において個人の請求は国家の請求に吸収されるのか—ジョージア対ロシア(第1)事件;人権条約第16議定書による国内裁判所と人権裁判所との「裁判官対話」‐私生活・家族生活の尊重と国外で行われた代理懐胎と民事証書への母子関係転記—メネソン勧告的意見;人権裁判所判決の不履行確認‐条約違反を認定された権力濫用的な起訴に基づく拘禁刑から申立人を釈放しないことは人権裁判所判決履行義務に違反する—イルガル・ママドフ判決(不履行確認訴訟);精神障害者の治療と拘禁‐精神障害者への適切な治療を妨げた強制拘禁時の言語的障壁と非人道的または品位を傷つける取扱いの禁止・自由剥奪の禁止—ローマン判決)
「BOOKデータベース」 より