Bibliographic Information

さくら、うるわし

長野まゆみ[著]

(角川文庫, 22502, [な52-7])

KADOKAWA, 2021.1

Other Title

さくらうるわし

Title Transcription

サクラ ウルワシ

Available at  / 2 libraries

Note

2017年刊の加筆修正

大学進学を機に実家を離れたものの、やっかいなものを拾う“体質"はそのままの桜蔵。事故にあって迷い込んだ先で、浮世の罪の重さをはかると服を脱がされ…。生と性、死の気配が絡み合い、夢と現が交錯する連作小説第3弾。

Contents of Works

  • その犬に耳はあるか
  • この川、渡るべからず
  • ありえないことについての、たとえ
  • その犬の飼い主に告ぐ

Description and Table of Contents

Description

小旅館「左近」の長男桜蔵は、家族の誰から継いだものか、見えるはずがないものに魅入られやすい体質だ。父の柾に諦めるよう諭されても、桜蔵は平凡な生活を望むばかりだが、うっかりするうち次々に怪異に巻き込まれてしまう。耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン、この世ならぬものが桜蔵の身体を求め…。生と性、死の気配が絡み合い、現と夢の境界をいとも軽やかに飛び越える、珠玉の連作幻想譚第3弾。

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  • 角川文庫

    角川書店 1949-

    Available at 1 libraries

Details

  • NCID
    BC05043246
  • ISBN
    • 9784041099681
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    253p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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