さくら、うるわし
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さくら、うるわし
(角川文庫, 22502,
KADOKAWA, 2021.1
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さくらうるわし
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サクラ ウルワシ
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Note
2017年刊の加筆修正
大学進学を機に実家を離れたものの、やっかいなものを拾う“体質"はそのままの桜蔵。事故にあって迷い込んだ先で、浮世の罪の重さをはかると服を脱がされ…。生と性、死の気配が絡み合い、夢と現が交錯する連作小説第3弾。
Contents of Works
- その犬に耳はあるか
- この川、渡るべからず
- ありえないことについての、たとえ
- その犬の飼い主に告ぐ
Description and Table of Contents
Description
小旅館「左近」の長男桜蔵は、家族の誰から継いだものか、見えるはずがないものに魅入られやすい体質だ。父の柾に諦めるよう諭されても、桜蔵は平凡な生活を望むばかりだが、うっかりするうち次々に怪異に巻き込まれてしまう。耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン、この世ならぬものが桜蔵の身体を求め…。生と性、死の気配が絡み合い、現と夢の境界をいとも軽やかに飛び越える、珠玉の連作幻想譚第3弾。
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