私のエッセイズム : 古井由吉エッセイ撰
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私のエッセイズム : 古井由吉エッセイ撰
河出書房新社, 2021.1
- タイトル読み
-
ワタクシ ノ エッセイズム : フルイ ヨシキチ エッセイセン
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注記
古井文学にとって「エッセイズム」は核心であり、エッセイは半身をなしていた-。初期から晩年までのエッセイのなかから、古井由吉の文学の核心を照らし出すと考えられる作品を選び、独特の「エッセイズム」の展開をたどる。
収録内容
- 私のエッセイズム
- 私の文学的立場
- 表現ということ
- 翻訳から創作へ
- 造形ということ
- 通俗ということ
- 文体について
- 純文学からの脱出
- 短篇を求める心
- ほんとの出会い
- 読書遍歴
- 私小説を求めて
- 古いもの新しいもの
- ブラックバード
- とりいそぎ略歴
- 実学肌の家から出た文士
- 中間報告ひとつ
- わたしと古典
- 知らぬ翁
- 辻々で別れ別れて
- 山に行く心
- 谷にある心
- 杳子のいる谷
- 歩き続ける あとがき
- 水への畏れ
- 滅亡とのたわむれ
- 黙示
- 野川をたどる
- 埋もれた歳月
- 六十五年目
- 耳の記憶と恐怖
- 空襲の夜の雛人形
- 言葉の呪術
- 俄法師
- 風雅和歌集
- 招魂ということ
- 招魂としての読書
- 年の坂
- 日常の"変身"
- 認識の翻訳者
- ニーチェへ
- ムージルと虚なるもの
- 「かのように」の試み
- ブロッホと「誘惑者」
- 「プロセス」の夢
- 休暇中
- 永劫回帰
内容説明・目次
内容説明
古井文学にとって「エッセイズム」は核心であり、エッセイは半身をなしていた。全文業から厳選したエッセイの精華を集成。
目次
- 1(私のエッセイズム;私の文学的立場 ほか)
- 2(山に行く心;谷にある心 ほか)
- 3(水への畏れ;滅亡とのたわむれ ほか)
- 4(言葉の呪術;俄法師 ほか)
- 5(日常の“変身”;認識の翻訳者 ほか)
「BOOKデータベース」 より