米国の科学と軍産学複合体 : 米ソ冷戦下のMITとスタンフォード

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米国の科学と軍産学複合体 : 米ソ冷戦下のMITとスタンフォード

スチュアート・W.レスリー著 ; 豊島耕一, 三好永作訳

緑風出版, 2021.2

タイトル別名

The cold war and American science : the military-industrial-academic complex at MIT and Stanford

タイトル読み

ベイコク ノ カガク ト グンサンガク フクゴウタイ : ベイソ レイセンカ ノ MIT ト スタンフォード

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内容説明・目次

内容説明

軍事研究と科学者との関わりをテーマにした翻訳本としては、原爆開発や、著名な科学者を題材にしたもの以外はあまり見かけない。本書は、現代アメリカの理工系有名2大学における、第二次世界大戦から米ソ冷戦期の軍事研究を、個人と組織の両面から描いたドキュメンタリーである。一般に知られているような著名な科学者はほとんど登場せず、MITとスタンフォードという超一流の大学とはいえ、いわば「普通の」研究者たちがどのようにして軍事研究に組み込まれていったかを、詳細に明らかにしたものである。

目次

  • 1 軍のまわりに群がる大学
  • 2 エレクトロニクス分野の「尖塔」建設
  • 3 軍事目的の誘導・制御技術
  • 4 ソニック・ブーム(衝撃波音)
  • 5 核の力
  • 6 加速器の物理学
  • 7 国家の仕事
  • 8 軍需資材の科学
  • 9 審判の日々:3月4日と4月3日

「BOOKデータベース」 より

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