死刑囚200人最後の言葉
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死刑囚200人最後の言葉
(宝島SUGOI文庫, Aへ-1-213)
宝島社, 2021.2
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シケイシュウ 200ニン サイゴ ノ コトバ
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2019年刊に書き下ろし原稿を加え、改訂・再編集
命を殺めた人間が、自らの命をもって罪を償うとき、彼らはどのような態度を見せるのか。戦後、死刑が確定した44名の死刑囚たちの半生と、死刑執行をめぐるドラマを総括する。「死刑」の基礎知識、コラムなども収録。
Description and Table of Contents
Description
死刑囚に執行が告知されるのは、当日の朝8時ごろである。突然、独房の扉が開かれると、その場で死刑執行が告げられ、荷物の整理をすることも許されず、そのまま刑場に向かう。朝、聞きなれない足音が聞こえたりすれば、異常な緊張が房内に走り、じっとその行き先に聞き耳を立てるのである—。無辜の人の命を奪い、自らの命をもってその罪を償うことが定められた死刑囚たち。迫りくる死を意識し、初めて剥き出しになる「真実の姿」とは。
Table of Contents
- 第1章 「死刑」の基礎知識
- 第2章 旅路(小平事件(1946年)・小平義雄;帝銀事件(1948年)・平沢貞通 ほか)
- 第3章 彼岸(相模原障害者施設殺傷事件(2016年)・植松聖;池袋通り魔殺人事件(1999年)・造田博 ほか)
- 第4章 贖罪(大阪個室ビデオ店放火事件(2008年)・小川和弘;勝田事件(1972〜83年)・勝田清孝 ほか)
- 第5章 真実(寝屋川中一男女殺害事件(2015年)・山田浩二;本庄保険金殺人事件(1995〜99年)・八木茂 ほか)
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