上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑
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上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑
パンローリング, 2021.1
- タイトル読み
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カミガタ ラクゴ ヒガシ ノ タビ トオシ コウエン イセ サングウ カミノニギワイ
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注記
青蛙房 2014年刊の加筆修正
内容:東の旅 発端 奈良名所 野辺 煮売屋 七度狐 軽業 軽業講釈 常太夫儀太夫 うんつく酒 鯉津栄之助 三人旅 浮かれの尼買い 宮巡り 桑名船 軽石屁 高宮川天狗酒盛 コレコレ博打 矢橋船 宿屋町〜こぶ弁慶 走り餅 三十石夢の通い路 宿屋仇
喜六・清八という気性の合うた2人が、大坂から伊勢への旅に出た…。通して演じられることが皆無なお伊勢参りの大河落語「東の旅」。四代目桂文我が復元し、一部創作を加えて口演した全22席を収録。
収録内容
- 往路
- 東の旅発端
- 奈良名所
- 野辺
- 煮売屋
- 七度狐
- 軽業
- 軽業講釈
- 常太夫儀太夫
- うんつく酒
- 鯉津栄之助
- 三人旅
- 浮かれの尼買い
- 宮巡り
- 復路
- 桑名船
- 軽石屁
- 高宮川天狗酒盛
- コレコレ博打
- 矢橋船
- 宿屋町-こぶ弁慶
- 走り餅
- 三十石夢の通い路
- 宿屋仇
内容説明・目次
内容説明
太平の世となった江戸時代に、「一生に一度はお伊勢さま」と言われるほど大流行したお伊勢参りを題材にした大河落語。大坂から見て伊勢は東にあるため、通称『東の旅』としても知られる。喜六と清八というウマの合う二人の若者が大坂から奈良を通り伊勢神宮に参拝し、鈴鹿峠を越えて近江・京都をまわり大坂へ戻るまでの道中を描く。『伊勢参宮神賑』は旅の道すがらで起こるそれぞれが独立した噺の総称で、全編を通して口演されることは約百年以上なかった。時代を追うごとに演じられなくなり消滅してしまった噺もあるため、全体の三分の二ほどしか残っておらず、伊勢参りネタにもかかわらず伊勢神宮に参拝する場面が欠落していた。それを落語に関する資料・文献の収集家としても知られる著者が綿密なリサーチのうえ復元し、一部創作を加えて全二十二席によみがえらせた。
「BOOKデータベース」 より