今こそ読みたいガルブレイス

書誌事項

今こそ読みたいガルブレイス

根井雅弘著

(インターナショナル新書, 066)

集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2021.2

タイトル読み

イマ コソ ヨミタイ ガルブレイス

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注記

1970年代、アメリカの経済学者ガルブレイスの著書「不確実性の時代」は世界的ベストセラーになった。恐慌や貧困など現代に通じる難問を取り上げたガルブレイスの著書を丹念に読み解き、現代の難問と未来へのヒントを探る。

内容説明・目次

内容説明

一九七〇年代、アメリカの経済学者、ジョン・ケネス・ガルブレイス(一九〇八〜二〇〇六年)の著書『不確実性の時代』が世界的なベストセラーになった。とりわけ日本で大きな人気を博したこの本は、恐慌、冷戦、大企業・多国籍企業による支配、貧困、環境破壊など現代に通じる難問を取り上げていた。同様の性格をもつ『満足の文化』『ゆたかな社会』『新しい産業国家』など他の著書をも丹念に読み解き、現代の難問と未来へのヒントを見つける。

目次

  • 序章 ガルブレイスはなぜあれほど人気があったのか
  • 第1章 揺らぐ「拮抗力」
  • 第2章 誤解された『ゆたかな社会』
  • 第3章 大企業体制の光と影
  • 第4章 「公共国家」は実現しうるか
  • 第5章 軍産複合体の脅威
  • 第6章 「満足の文化」への警鐘
  • 第7章 『バブルの物語』の教訓
  • 終章 甦るガルブレイス

「BOOKデータベース」 より

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