仏典をよむ : 死からはじまる仏教史
著者
書誌事項
仏典をよむ : 死からはじまる仏教史
(角川文庫, 22495)
KADOKAWA, 2021.1
増補
- タイトル別名
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増補仏典をよむ : 死からはじまる仏教史
Thinking with Buddhist scriptures
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ブッテン オ ヨム : シ カラ ハジマル ブッキョウシ
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注記
新潮文庫 2014年刊の加筆修正、増補版
英文タイトルはブックジャケットによる
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 G-119-2」の表示あり
文献ガイド: p386-389
内容説明・目次
内容説明
原始仏教に始まり、大乗仏教を経て、日本の仏教へ。死者・他者との関わりから、即身成仏、宗教国家、さらにキリスト教からの視点までも考える。「空」とは何か、大乗仏教はいかに誕生したのか、そして日本仏教の変化とは—。『法華経』『般若心経』『教行信証』『正法眼蔵』などを、仏教学の第一人者が従来の研究や通説にとらわれず読み解く、スリリングな試み。「仏典をよむ視座」として近年の研究成果を加えた。
目次
- 第1部 死からはじまる仏教(大いなる死—『遊行経』;死と生の協奏—『無量寿経』;他者と関わり続ける—『法華経』;否定のパワー—『般若心経』;心の中の地獄と仏—智〓『摩訶止観』;禅の中の他者と死者—圜悟『碧巌録』)
- 第2部 日本化する仏教(現世を超えた秩序—景戒『日本霊異記』;仏教は俗世に何をなしうるのか—最澄『山家学生式』;この身のままに仏となる—空海『即身成仏義』;贈与する他者—親鸞『教行信証』;脱構築から再構築へ—道元『正法眼蔵』;宗教国家は可能か—日蓮『立正安国論』;異教から見た仏教—ハビアン『妙貞問答』)
「BOOKデータベース」 より