生の力を別の仕方で思考すること : ジャック・デリダにおける生死の問題

書誌事項

生の力を別の仕方で思考すること : ジャック・デリダにおける生死の問題

吉松覚著

法政大学出版局, 2021.2

タイトル別名

Penser autrement la force de vie

生の力を別の仕方で思考すること : ジャックデリダにおける生死の問題

タイトル読み

セイ ノ チカラ オ ベツ ノ シカタ デ シコウ スル コト : ジャック デリダ ニオケル セイシ ノ モンダイ

大学図書館所蔵 件 / 65

この図書・雑誌をさがす

注記

タイトルは奥付、背による

博士論文 (京都大学, 2019年度提出) をもとに大きく改稿したもの

文献表: 巻末pv-xiii

デリダの生の欲動と死の欲動の拮坑としての<生-死>概念、そして死をそのなかに含む時間的残存としての<生き延び>の概念を分析。デリダが思考しつづけた<可能な限り強烈な生>の有り様を明らかにする。

収録内容

  • 序論
  • フロイトの読者、デリダにおける時間、生、リズム
  • 開放系としての生命 : デリダの『生命の論理』読解から
  • 「自由エネルギー」をめぐるフロイトの誤読? : デリダとラプランシュの『快原理の彼岸』読解から
  • 翻訳・生き延び・正義 : デリダのベンヤミン読解から
  • 生〈の力〉を別の仕方で思考すること? : デリダの民主主義論における自己免疫性について
  • 結論

内容説明・目次

内容説明

脱構築はつねに生の肯定の側にある。生の彼岸の生、生以上の生、“生き延び”とはなにか。気鋭の論考。

目次

  • 序論
  • 第1部 「生死」概念の形成 一九六七‐一九八〇年(フロイトの読者、デリダにおける時間、生、リズム;開放系としての生命—デリダの『生命の論理』読解から;「自由エネルギー」をめぐるフロイトの誤読?—デリダとラプランシュの『快原理の彼岸』読解から)
  • 第2部 生死概念の展開 一九八〇‐二〇〇三年(翻訳・生き延び・正義—デリダのベンヤミン読解から;生(の力)を別の仕方で思考すること?—デリダの民主主義論における自己免疫性について)
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ