上座部仏教における聖典論の研究

書誌事項

上座部仏教における聖典論の研究

清水俊史著

大蔵出版, 2021.2

タイトル別名

A study of sacred texts in Theravada Buddhism

上座部仏教における聖典論の研究

タイトル読み

ジョウザブ ブッキョウ ニ オケル セイテンロン ノ ケンキュウ

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注記

仏典群の中で、唯一、その構成と範囲を明示し得るとされる上座部パーリ三蔵。その担い手たちがどのような「聖典観」を抱いていたのかを、三蔵の形成過程、仏説化理論、書写聖典の位置づけ等、最重要の視座から浮き彫りにする。

Bibliography: p376-396

収録内容

  • 序論
  • 上座部三蔵形成史研究の総括と展望
  • 韻文経典と小部
  • 小部をめぐる資料論
  • 小部の成立と受容
  • 外典の諸相
  • 上座部仏説論研究の総括と展望
  • 三蔵所収の"仏弟子説"をめぐる仏説論
  • 阿毘達磨仏説論
  • 四大教法と仏説論
  • 三蔵の結集と隠没
  • 正法と書写聖典
  • 舎利崇拝と経巻崇拝
  • 結論

内容説明・目次

内容説明

ブッダゴーサは偉大なる思想家か?それとも傑出した註釈家か?厖大な仏典群の中で、唯一、その構成と範囲を明示し得るとされる上座部パーリ三蔵—古代から中世にかけて、その担い手たちが、どのような「聖典観」を抱いていたのかを、三蔵の形成過程、仏説化理論、書写聖典の位置づけ等、最重要の視座から浮き彫りにする。

目次

  • 序論
  • 第1部 三蔵形成論(上座部三蔵形成史研究の総括と展望;韻文経典と小部;小部をめぐる資料論;小部の成立と受容;外典の諸相—『大法心』と『大界論』)
  • 第2部 仏説論(上座部仏説論研究の総括と展望;三蔵所収の“仏弟子説”をめぐる仏説論;阿毘達磨仏説論;四大教法と仏説論)
  • 第3部 聖典観(三蔵の結集と隠没;正法と書写聖典;舎利崇拝と経巻崇拝)
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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