シモンドン哲学研究 : 関係の実在論の射程
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書誌事項
シモンドン哲学研究 : 関係の実在論の射程
法政大学出版局, 2021.2
- タイトル別名
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Une Métaphysique simondonienne : la portée du réalisme de la relation
- タイトル読み
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シモンドン テツガク ケンキュウ : カンケイ ノ ジツザイロン ノ シャテイ
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注記
学位論文「ジルベール・シモンドンの『関係の実在論』の射程」(京都大学, 2020年) に加筆・修正のうえ、新たに2つの補論を加えたもの
シモンドン略年譜: 巻頭pxii-xiv
文献表: 巻末p1-10
収録内容
- 序論
- 関係の実在論の唯名論的側面 : もう一つの来歴
- 類比の認識論的価値 : アラグマティクスについて
- 前個体的実在の身分 : 相対性と二重性
- 哲学的範例としての発明 : トランスダクションについて
- 類比的範例主義とメタバシス : 哲学の身分
- 結論
- シモンドンにおける時間と自由、あるいは倫理
- 個体横断的なものの位置づけ
内容説明・目次
内容説明
個体化や技術をめぐる1958年の学位論文がドゥルーズやスティグレールらに影響を及ぼし、近年国際的に注目され、いまなお講義録の出版が続く哲学者ジルベール・シモンドン(1924‐89)。前個体的実在、準安定性、アラグマティクス、トランスダクションなど、その独特な諸概念による体系の成立過程を、フランス科学認識論やサイバネティクスの文脈に位置づけながら読解する、本邦初の画期的モノグラフ。
目次
- 序論
- 第1章 関係の実在論の唯名論的側面—もう一つの来歴
- 第2章 類比の認識論的価値—アラグマティクスについて
- 第3章 前個体的実在の身分—相対性と二重性
- 第4章 哲学的範例としての発明—トランスダクションについて
- 第5章 類比的範例主義とメタバシス—哲学の身分
- 結論
- 補論1 シモンドンにおける時間と自由、あるいは倫理
- 補論2 個体横断的なものの位置づけ
「BOOKデータベース」 より