中国の労働者組織と国民統合 : 工会をめぐる中央-地方間の政治力学

書誌事項

中国の労働者組織と国民統合 : 工会をめぐる中央-地方間の政治力学

小嶋華津子著

慶應義塾大学出版会, 2021.2

タイトル別名

中国の労働者組織と国民統合 : 工会をめぐる中央地方間の政治力学

タイトル読み

チュウゴク ノ ロウドウシャ ソシキ ト コクミン トウゴウ : コウカイ オ メグル チュウオウ-チホウカン ノ セイジ リキガク

大学図書館所蔵 件 / 72

この図書・雑誌をさがす

注記

中国共産党中央の熾烈な権力闘争の下で、労働者が生活を守られ、国民として統合されたのはなぜか? 労働者統合の組織「工会」を事例に、人びとの生活を守る「安定化装置」がどのように機能したのかを探る。

博士論文「社会主義中国と労働組合」 (慶応義塾大学, 2006年) の一部を大幅に改訂し、さらに加筆したもの

資料・参考文献: p301-315

収録内容

  • 中国における重層的権力構造と生活者の統合 : 本書の主題
  • 国家建設と労働者の統合
  • 社会主義化と労働者の統合をめぐる四つの対立
  • 社会主義国家建設期の地方における労働者の統合 : 浙江省の事例
  • 改革開放と労働者の統合
  • 改革開放期の地方における労働者の統合 : 浙江省の事例
  • 結語

内容説明・目次

内容説明

中国共産党中央の熾烈な権力闘争の下で、労働者が生活を守られ、国民として統合されたのはなぜか。労働者統合の組織「工会」を事例に、人びとの生活を守る「安定化装置」がどのように機能したのかを探る、注目の書。

目次

  • 序 中国における重層的権力構造と生活者の統合—本書の主題
  • 第1部 社会主義国家建設期の工会建設と労働者の統合(一九五〇〜六〇年代)(国家建設と労働者の統合;社会主義化と労働者の統合をめぐる四つの対立;社会主義国家建設期の地方における労働者の統合—浙江省の事例)
  • 第2部 改革開放期の工会建設と労働者の統合(一九八〇年代)(改革開放と労働者の統合;改革開放期の地方における労働者の統合—浙江省の事例)
  • 結語

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ