国際政治のなかの中南米史 : 実体験を通してリアリズムで読む

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国際政治のなかの中南米史 : 実体験を通してリアリズムで読む

渡邉利夫著

彩流社, 2021.2

タイトル読み

コクサイ セイジ ノ ナカ ノ チュウナンベイシ : ジッタイケン オ トオシテ リアリズム デ ヨム

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注記

引用参考文献: 巻末p1-33

人名索引: 巻末p34-37

事項索引: 巻末p37-41

内容説明・目次

内容説明

アメリカ大陸の「発見」から現代まで、中南米の通史。先行研究を網羅的に渉猟し、テーマによっては詳しく史実を解説した一外交官の渾身の作。「現場」で感じた問題意識から「歴史のロジック」をリアリズムで語った若い人のための本。中南米に行くまえに読んでほしい。

目次

  • 序章 この本の切り口
  • 第1章 植民地時代の中南米—中南米社会の基盤ができた時代
  • 第2章 中南米諸国の独立—多様な展開を見せた独立運動
  • 第3章 国際政治から眺めた独立—ブラジルの独立・帝政と「モンロー宣言」
  • 第4章 一九世紀、波乱の中南米政治—西半球で勃発した主な戦争と「メキシコ革命」
  • 第5章 米帝国主義と民衆の政治参加—「善隣外交」、南米のポピュリズム政治
  • 第6章 冷戦構造に組み込まれる米州—「キューバ革命」とケネディの左翼対策
  • 第7章 権威主義体制と人権の問題—米国の対中南米政策、「解放の神学」
  • 第8章 民政化と中米紛争の八〇年代—「新経済自由主義」とメキシコの民主化
  • 第9章 冷戦後の混沌とする中南米—今米州の基底潮流は、そして日本のフジモリ外交
  • 終章 歴史と地理から見る中南米の姿—それと、日本の中南米外交

「BOOKデータベース」 より

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