魂の十字架 : 白鯨の深層

書誌事項

魂の十字架 : 白鯨の深層

柿園聖三著

東京図書出版, 2021.2 , リフレ出版(発売)

タイトル読み

タマシイ ノ ジュウジカ : メルヴィル ノ シンソウ

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注記

旧約聖書「ヨブ記」と重なる、メルヴィルの苦悩と無常観。メルヴィルの小説「白鯨」を聖書等の背景も含めて、わかりやすく読み解く。「白鯨」を理解するヒントとなる「レッドバーン」「白いジャケット」も取り上げる。

内容説明・目次

内容説明

聖書を超えたメルヴィルの行方。“旧約聖書「ヨブ記」と重なるメルヴィルの苦悩と無常観”(メメント・モリ)。カミュも感動したメルヴィルの世界。

目次

  • 第1章 「語源・文献部」:隠され意図
  • 第2章 “イシュマエルと呼んでくれ”
  • 第3章 ヨブ記の限界と神の二面性
  • 第4章 白鯨における白の思想
  • 第5章 白鯨の追跡とピークオッド号の交流
  • 第6章 白鯨との死闘—“ピークオッド号は、どこで沈没したのか?”
  • 第7章 メルヴィルと万次郎の“すれ違い”
  • 第8章 『レッドバーン』—『白鯨』の先行作品(1)
  • 第9章 『白いジャケット』(閉ざされた空間)—『白鯨』の先行作品(2)
  • 第10章 “エンカンタダス諸島(魔の島々)”—「ガラパゴス諸島スケッチ」

「BOOKデータベース」 より

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