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太宰治自殺考

西脇巽著

北の街社, 2021.1

タイトル読み

ダザイ オサム ジサツコウ

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注記

太宰治年譜:p197〜241 文献:p242〜244

内容説明・目次

内容説明

3日に1回、死を考えるまでに太宰を追いつめたものは何なのか。幼少期の生母乳母養母との別れ・愛の中断が、道化た多動性を生み、旧制弘前高校時代にマルキシズムと出会い、自分はいずれ滅ぼされる階級なのだと恐れおののく。20歳台に始まる自殺未遂、創作のための希死念慮なのか、自らの文学を完成させるための自殺なのか?秋田幼児連続殺人事件の被告人鑑定を担当した青森市の精神分析医による、これまでにない解析。

目次

  • 第1章 自殺私論
  • 第2章 太宰治の自殺
  • 第3章 太宰治と日本共産党
  • 第4章 我が太宰治との出会い
  • 第5章 『人間失格』と『津軽』を読んで
  • 第6章 啄木と太宰の人格形成比較論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC05591569
  • ISBN
    • 9784873731926
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    弘前
  • ページ数/冊数
    248p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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