井上靖の原郷 : 伏流する民俗世界

書誌事項

井上靖の原郷 : 伏流する民俗世界

野本寛一著

七月社, 2021.1

タイトル読み

イノウエ ヤスシ ノ ゲンキョウ : フクリュウ スル ミンゾク セカイ

大学図書館所蔵 件 / 35

この図書・雑誌をさがす

注記

稀代のストーリーテラー井上靖は、郷里・伊豆の風土から何を承けとったのか。「自伝風小説」を中心とした精緻な読みと、フィールドワークの成果から、作家の深奥に伏流する民俗世界に迫る。『伝書鳩』連載に書き下ろしを追加。

内容説明・目次

内容説明

長じて稀代のストーリーテラーと呼ばれることになる作家は、郷里・伊豆の風土から何を承けとったのか?「自伝風小説」を中心とした精緻な読みと、長年にわたるフィールドワークの成果から、作家の深奥に伏流する民俗世界を立体的に浮かび上がらせる。

目次

  • 1 井上靖の原郷—伏流する民俗世界(生きものへの眼ざし;植物との相渉;食の民俗;天城山北麓の冬;隣ムラ・長野へ;籠りの力;始原世界への感応;馬;狩野川—河川探索の水源)
  • 2 井上靖の射光—ある読者の受容

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ