不老不死 : 仙人の誕生と神仙術
著者
書誌事項
不老不死 : 仙人の誕生と神仙術
(志学社選書, 003)
志学社, 2021.2
- タイトル読み
-
フロウ フシ : センニン ノ タンジョウ ト シンセンジュツ
大学図書館所蔵 件 / 全47件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
初版: 講談社 1992年刊
参考文献: p212-216
内容説明・目次
内容説明
古代中国において、「死」は終わりではなく「再生のはじまり」でもあった。肉体が滅びても、「魂(精神)」は「鬼」となり、「死後の世界」で生き続けると考えられた。しかし、肉体が滅びてしまえば、この世では暮らせない。それに対し、“不滅の肉体”を持ち、いつまでもこの世に永らえるのが「不老不死の仙人」である。本書では、肉体の保存に対するこだわりから説き起こし、仙人の誕生、“不滅の肉体”を求めて狂奔する皇帝と跋扈する方士、そして、修行メニューである「服薬」「辟穀」「導引」「行気」「房中」についても詳述し、古代中国の死生観を鮮やかに解き明かす。復刊にあたり、書き下ろしで「霊芝再考」を収録。
目次
- 第1章 死は再生のはじまり(肉体へのこだわり;孝を鬼神に致す ほか)
- 第2章 「仙」とは何か(仙人は不老不死か?;「僊」とは死ぬこと ほか)
- 第3章 狂奔する皇帝たち(皇帝が仙人をひろめた;四十年をかけた地下宮殿 ほか)
- 第4章 不老不死の仙薬(食物と気;罷免された本草待詔 ほか)
- 第5章 「気」の長寿法(吐故納新;流水は腐らず ほか)
「BOOKデータベース」 より