何処から何処へ : 現象学の異境的展開
著者
書誌事項
何処から何処へ : 現象学の異境的展開
(明治大学人文科学研究所叢書)
知泉書館, 2021.2
- タイトル別名
-
何処から何処へ : 現象学の異境的展開
- タイトル読み
-
ドコカラ ドコ エ : ゲンショウガク ノ イキョウテキ テンカイ
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注記
その他の著者: 合田正人, 志野好伸, 美濃部仁
参考文献: 巻末p8-20
収録内容
- アメリカ哲学の体現者としてのハイデガー / 池田喬
- 生・存在・リズム / 合田正人
- 東アジアにおける現象学の展開 / 志野好伸
- フィヒテの現象概念 / 美濃部仁
内容説明・目次
内容説明
20世紀始め、現実の具体的な経験の分析をとおして「普遍学」を目指したフッサールに端を発し、現在にいたるまで広い影響力を及ぼし続けている現象学運動。本書は地域、文化、分野を越境しながらダイナミックに展開する「新たな現象学」の生成過程と可能性を考察する四名の研究である。
目次
- 1 アメリカ哲学の体現者としてのハイデガー—ローティ、カヴェル、ねじれた現象学の異境的展開(ハイデガーとアメリカ;ハイデガー・プラグマティズムの誕生—ローティのハイデガー;ハイデガー・アメリカ源流思想の誕生—カヴェルのハイデガー)
- 2 生・存在・リズム—ベルクソンとハイデガー(今なぜリズムなのか;ベルクソンとリズム;ハイデガーとリズム)
- 3 東アジアにおける現象学の展開(東アジアにおける現象学受容史—日本、中国、台湾;洪耀勲の実存理解と風土理解;曾天従の真理論;戦後中国語圏におけるハイデガー受容—「Dasein」の訳語を通して)
- 4 フィヒテの現象概念—『一八〇四年の知識学』第二部の「現象学」(『一八〇四年の知識学』第一部の要約;『一八〇四年の知識学』第二部における「現象」)
「BOOKデータベース」 より