原発時代の終焉 : 東京電力福島第一原発事故10年の帰結

書誌事項

原発時代の終焉 : 東京電力福島第一原発事故10年の帰結

小森敦司著

緑風出版, 2021.3

タイトル別名

The end nuclear energy

タイトル読み

ゲンパツ ジダイ ノ シュウエン : トウキョウ デンリョク フクシマ ダイ1 ゲンパツ ジコ 10ネン ノ キケツ

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注記

原発推進はすでに経済的に破綻し、国民全体の犠牲につながっている-。福島原発事故10年の帰結を活写する。菅直人、小泉純一郎ら関係者インタビューも収録。『朝日新聞』ほか掲載を加筆し書籍化。

内容説明・目次

内容説明

東京電力福島第一原発事故から10年。この間、目の当たりにしたのは、いわゆる「原子力村」の強大な姿だ。事故があっても、大手電力や政財界は原発を維持しようと様々な画策をしてきた。原発を支える構造は変わらず、安倍政権は民主党政権の「原発ゼロ」政策を反古にして原発推進路線に舵を切った。しかし本書を読めば、東電の原発事故が福島の人びとにいかに精神的、肉体的に犠牲を強いるばかりか、原発推進がすでに経済的に破綻し、国民全体の犠牲につながるものであるかが分かる。再生可能エネルギーも大きく成長し、原発依存の時代は終焉を迎えようとしている。そうした実態を裏付ける、小泉純一郎元首相をはじめ関係者のインタビューも収録した。

目次

  • 第1章 原発の時代と原子力村
  • 第2章 問われる事故の責任
  • 第3章 「原発ゼロ」を求めて
  • 第4章 開示された資料と残る謎
  • 第5章 原発はどこへ 学者や専門家の証言
  • 第6章 電力が変わる 研究者やNGOの見方

「BOOKデータベース」 より

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