甦る竪琴 : ギュスターヴ・モロー作品における詩人イメージの変遷

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甦る竪琴 : ギュスターヴ・モロー作品における詩人イメージの変遷

喜多崎親著

羽鳥書店, 2021.2

Other Title

Les transformations du poet dans l'œuvre de Gustave Moreau

甦る竪琴 : ギュスターヴモロー作品における詩人イメージの変遷

Title Transcription

ヨミガエル タテゴト : ギュスターヴ モロー サクヒン ニ オケル シジン イメージ ノ ヘンセン

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Note

生涯ギリシア神話やキリスト教主題を描き続けた画家ギュスターヴ・モロー。1860年代から晩年にかけて制作した、詩人に関わる6作品を取り上げ、生成過程を分析し、詩人イメージがいかに形成され変容したかを明らかにする。

その他のタイトルは標題紙裏による

文献一覧: 巻末p16-25

Description and Table of Contents

Description

画家が生涯描きつづけた詩人の主題。そこに託したメッセージとは何か。１８６０年代から晩年にかけて制作した６つの作品を対象に、生成過程を分析し詩人イメージがいかに形成され変容していったかを明らかにする。

Table of Contents

  • 序論
  • 第１章　インスピレーションの寓意—「ヘシオドス」テーマの変奏
  • 第２章　哀悼の神話—新しい神話画としての“オルフェウス”
  • 第３章　オリエント幻想—“聖なる象”の異国趣味
  • 第４章　詩想の喪失—“人類の生”の二つのヴァージョン
  • 第５章　浄化と再生—“ユピテルとセメレ”の逸脱
  • 第６章　甦る竪琴—“死せる竪琴”と終末のヴィジョン
  • 結論

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