ないようである、かもしれない : 発酵ラブな精神科医の妄言
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ないようである、かもしれない : 発酵ラブな精神科医の妄言
ミシマ社, 2021.2
- タイトル読み
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ナイ ヨウデ アル カモ シレナイ : ハッコウ ラブ ナ セイシンカイ ノ モウゲン
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注記
精神科臨床をすること、音楽や書き物をすること、それらをつなぐ生活のいろいろな営みや出会い…。発酵ラブな精神科医による、心の淀みがほどける不思議な20話を収録。ウェブ『みんなのミシマガジン』連載をもとに書籍化。
内容説明・目次
内容説明
くるくるパーマ、ヘビ、日本酒…治療でも、ましてや呪術でもないのに心の淀みがほどける不思議な20話。最注目の精神科医待望のデビュー作。
目次
- 1 発酵する精神科臨床のはなし(日常も発酵も深海も、;人との和、輪、ワニ、を感じた月;キラキラしている人の胸の内には、;加圧もプラセボも信仰も、そして発酵も、)
- 2 「ないようである」のレッスン(小さな神様に見えてしかたありません。;「そもそも」を追うことが鍵のような気;「精神と時の部屋の逆の部屋」みたいな、;信頼というのは、信じて頼ると書くわけで、;共通するのは、「曖昧さに耐える」ということ;勘は、馬鹿にできないどころかとても大切な)
- 3 かもしれない精神医療(境界線を揺らしたり、曖昧にさせるような小さな出来事;人間はみんな違って面倒くさい!…からこそ最高にドラマティック;簡単に泣かせず、むしろ笑わせるMさん;どうしても生じてしまう圧は、;頼りになる人が自分のなかに内在して;遅めのスピード感を意識するということが)
- 4 「ないようである」菌やウイルスと生きる(ノロとアニキはまったく別の生物ですが、;自宅多めの生活から社会多めの生活に戻るのは、思いのほか;「普通」というのは正しさとか正解とかを意味するわけでは;無数の菌たちが無理なく自在にそこに)
「BOOKデータベース」 より