悲願花
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悲願花
(小学館文庫, し23-1)
小学館, 2021.3
- タイトル読み
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ヒガンバナ
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注記
2018年刊の加筆改稿
両親の起こした火事でひとり生き残った幸子。子供たちを乗せた車で海に飛び込み、生き残ってしまったシングルマザーの雪絵。被害者と加害者の思いが交錯した時、衝撃の事実が明らかになる…。
内容説明・目次
内容説明
家族で遊園地に行き、夢のような時間を過ごしたあの日。両親は火事で一家心中を図り、幸子だけが生き残った。十七年後、事務員として働く幸子は交際中の隆哉に生い立ちを告白できず葛藤する。過去に訣別しようと両親の墓を訪れた幸子は、雪絵という女性に出会う。子供たちを乗せた車で海に飛び込み、一家心中を図ったシングルマザーの雪絵は、生き残ってしまったのだという。雪絵に亡き母を重ねる幸子は、次第に復讐心に囚われていく。加害者と被害者の思いが交錯した時、明らかになる衝撃の真実とは。生き残った者の苦悩と再生を描く慟哭のミステリー。
「BOOKデータベース」 より