小さな神たちの祭り
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小さな神たちの祭り
潮出版社, 2021.3
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チイサナ カミタチ ノ マツリ
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Note
2011年3月11日、家族全員が津波に呑まれてしまい、8年経った今も消息不明。「自分だけが幸せにはなれない」と苦しむ一人の青年の心の復興を鮮やかに紡ぎだす。同名ドラマを脚本家・内館牧子自らが書き下ろしで小説化。
Description and Table of Contents
Description
ドラマでは描き切れなかった物語の一つ一つのエピソードの詳細が、脚本家・内館牧子自らの筆で鮮やかに紡ぎ出されていく—。谷川晃は宮城県南部の町・亘理のいちご農家の長男。家業を継ぐ気はなく、東京の大学に進学することに。2011年3月11日は、アパートの契約などのために上京していた。その間、晃を除く家族全員が津波に呑まれてしまい、8年経っても誰一人まだ見つかっていない。大学卒業後、東京で就職するも志半ばで仙台に戻った晃の目には、人々がすっかり震災のことなど忘れてしまっているかのように映っていた。そんな晃を支えてくれたのは、恋人の岡本美結。しかし、晃は家族のことを考えると「自分だけが幸せにはなれない」と、美結との結婚にも踏み出せないでいた。そんな時、二人の前に1台のタクシーが現れる—。アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞受賞!!!
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