書誌事項

謎の九州王権

若井敏明 [著]

(祥伝社新書, 624)

祥伝社, 2021.3

タイトル読み

ナゾ ノ キュウシュウ オウケン

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注記

関連年表: p214-216

主要参考文献: p217-218

内容説明・目次

内容説明

邪馬台国で卑弥呼が共立された二世紀末から、ヤマト王権の景行天皇・仲哀天皇による九州侵攻が行なわれた四世紀半ばまで、北部九州にはヤマト王権とは別の王権が存在した。本書では、これを「九州王権」として、その成立から滅亡までを追う。九州王権はいかなる統治機構を持ち、外交を展開したのか。その祭祀や神話とは。その後の歴史にどのような影響をもたらしたのか—。邪馬台国の比定地を含め、史料から読み解いていく。「謎の四世紀」と言われる、日本史の空白地図を埋める貴重なピース、それが九州王権である。

目次

  • はじめに—九州に存在した王権
  • 第1章 邪馬台国と連合国家
  • 第2章 九州王権の誕生
  • 第3章 統治機構
  • 第4章 対外関係
  • 第5章 祭祀と神話
  • 第6章 ヤマト王権の侵攻と九州王権の滅亡
  • 第7章 その後の九州勢力

「BOOKデータベース」 より

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